市外の指定管理候補者だから否決して、市内限定で再公募する街

BLOG

こんにちは、あんく(@shitekan)です!

この記事では、「市外の指定管理候補者だから否決して、市内限定であらためて再公募する街」について記事にしています。

ウェルネスパーク指定管理者選定の闇

これもっと、ニュースになっていいと思いますよ。
だって、ちゃんと公募して選定委員会を経て決めた指定管理候補者が、つくば市に本社がある会社じゃないからと議会で否決されるという、全くもって何のために公募したのか分からない!

あんく
あんく

これは許せない!

地元企業と議員がつながってるんじゃないの!?

スポンサーリンク

市が選定した指定管理者候補を議会が否決

NEWSつくばさんの記事(【ウェルネスパーク問題】市長提案の指定管理者案を否決 つくば市議会)でまとめられていますが、選定委員の評価が最も高かったシンコースポーツ株式会社は東京が本社の会社であることから、地元事業者を優先すべきとして12月議会で否決されてしまいました。

ちなみに、シコースポーツの他に前回応募していた、現指定管理者のT.P.Hウェルネス推進グループ(同市篠崎、代表・塚越産業)やつくばアクアファーム(同市竹園)は地元企業です。

前回公募した際の選定内容

議案の審議状況について、つくば市議会のサイトに前回公募時の選定資料が掲載されています。

つくば市議会 議案の審議状況
つくば市議会の議会の議会中継・会議録検索システムを提供しています。

文章が多いので、資料内容を抜粋して以下にまとめています。

申請者&選定結果

申請者1
【次点候補者・現指定管理者】T.P.Hウェルネス推進グループ(茨城県つくば市)

申請者2
【指定管理者候補者】シンコースポーツ株式会社(東京都中央区)

申請者3
つくばアクアファーム(茨城県つくば市)

選定委員は11人中6人が庁外委員

実は、指定管理者の選定する際に、行政主導で決めるのか、有識者や市民などの主導で決めるのかって重要なポイントです。

再公募に有利なのは、行政職員が過半数の場合で、運営状況が良くも悪くも、今までの実績だったり、地元企業であれば行政や議員との関係性も高いので行政職員過半数の得点だったり票が期待できます。

逆に、新規参入に有利なのは、有識者や市民などが過半数の場合です。
行政職員と違い、選定する指定管理者との関係性が低く、純粋に事業計画書やプレゼンでの考え方などで評価されます。
特に不満もなく引継ぎとかも楽だからといって、行政主導で現指定管理者を選ぶことが少なく、サービス面や施設にとって最良の選択をされる可能性が高いので、役人が少ない方が選んでもらえる可能性があります。

今回の、つくばウェルネスパークでは後者のパターンで、11人中6人が庁外委員なので、新規参入者に対しても公平に審査された結果、シンコースポーツ株式会社が選定されたのだと思います。

つくば市指定管理者候補者選定検討会議委員

庁内委員

  1. 副市長(座長)
  2. スポーツ振興担当理事
  3. 政策イノベーション部長
  4. 財務部長
  5. 市民部長(施設所管部長)

委嘱委員

  1. 筑波大学システム情報系 社会工学域 准教授
  2. 税理士
  3. 市民委員
  4. イオンモールつくば ゼネラルマネジャー
  5. 社会保険労務士
  6. 市民委員

指定管理料提示額

T.P.Hウェルネス推進グループシンコースポーツ株式会社つくばアクアファーム
31年度74,311千円71,440千円70,000千円
32年度75,068千円72,100千円70,000千円
33年度75,021千円72,100千円70,000千円
34年度75,285千円72,100千円70,000千円
35年度75,021千円72,100千円70,000千円
総額374,706千円359,840千円350,000千円

指定管理料については、現指定管理者のT.P.Hウェルネス推進グループより年間300万円ほどシンコースポーツのほうが安かったようです。

ちなみに、5年間のつくば市上限額は3億7,880万円なので、上限額に対して、シンコースポーツは5%、T.P.Hウェルネス推進グループはわずか1%の削減でした。

この結果をみても、T.P.Hウェルネス推進グループは高くても勝てると思っていたのでしょう。

採点結果

選定委員T.P.Hウェルネス推進グループシンコースポーツ株式会社アクアファーム
得票点数得票点数得票点数
A535550
B567866
C428455
D576056
E707262
F758874
G535553
H758686
I607158
J525855
K565754
合計0649117641669

もう、これ見てわかる通り、シンコースポーツの圧勝なんです。
しかも、T.P.Hウェルネス推進グループより、アクアファームの方が点数は良かったけど、お互いの点数を見た場合は7対5でT.P.Hウェルネス推進グループが選ばれるという謎結果になっています。

個別採点結果

T.P.Hウェルネス推進グループ個別採点集計表

シンコースポーツ個別採点集計表

アクアファーム個別採点集計表

改めて指定管理者を再公募

市内業者に限定して再公募

つくば市からしたら、時間もないから、もうなんでもいいのでしょう。
再公募内容がまぁ酷い!
前回は市内に拠点があればOKだったのが、再公募では市内に本店を置いて2年以上経過していると条件をつけています。

公募期間が短すぎw

前回は2018年7月20日の募集要項公表から、8月30日の申請書類提出期限まで約40日間あった公募期間が、再公募ではたった10日間しかありません。

つくば市からしたら、応募資格だけ変えて中身は変えていないから、申請書類を用意する時間はかからないという考えなのでしょうが、これは如何なものでしょう?

これ、言い方変えれば、日付だけ変えたら前回と同じでいいよと言っているようなものですよね。
そもそも、議会で否決された前回の候補者の方が、地元企業より優れていた内容だったから選ばれたわけであって、評価されなかった内容で審査するって、どう考えてもおかしいでしょう。

まとめ

  • 地元企業が選定されると思っていた市議会が憤慨して、議案を否決
  • 再公募の内容は、市内業者のみで応募期間も10日間とあまりにも短い。
  • 結局、今の指定管理者に決まりそう。
  • シンコースポーツは納得しているの?

コメント

タイトルとURLをコピーしました